メープルの生活ノート

ほのぼのとした日記→最低なことばっかり書く日記

森とリサイクル 

夜中はずっとスマホの画面をみていた、窓を見たらぼんやり明るくなってて、俺はまた意味もなく徹夜してしまったようだ。クソクソクソ、くそったれだよ俺は。

俺は夜中にため込んだ汚れを吐き出すように、外を散歩することにした、朝焼けの空はサイコーにキレイだし空気はひんやりしてて気持ちがいいから俺は朝のそとが好きだ。と言っても特に当てもない、この前は鐘がなる方へ行った、今日はなんか叫び声が聞こえるのでその方へ行こう、音がなる方へフラフラと、俺はウォーキングテッドかっつーの。

出来るだけ普段通らないような道を通りたいと思い、草がボーボーに生えた道を通った、白い靴が汚れた、二度と通らんわこんな道。すると植物が生い茂りトンネルのようになった道に出た。ここを通ったら別世界へ行ってしまうんじゃないかと言う雰囲気がある。何かの気配を感じる。ちなみに俺は自然は好きだが、虫は超嫌いだ、ていうか怖い、怖い怖い怖い!俺は走り抜けた、こういう時あいつを思い出す、俺にはスーパー野生児の友達がいて、よくそいつと密林の中に入ったりする、でも今俺は周りが木で囲まれているだけで、コンクリの道を走って逃げてる、俺はあいつがいないと草むらに踏み入れる事すらできないのか、少し落ち込んだ。俺はただのオタク野郎で、あいつは自然側の人間、あいつが居てくれるおかげで自然界に許されていたんだ、あいつは九州の大学に行ってしまって最近は会えていない、あいつは結構しつこい性格だったから俺は鬱陶しがってだんだけど。

そんなことを考えてたら叫び声がするところまで来た、ニワトリ小屋だった。てっきり誰かがイジメられてるのかと思ったら、ニワトリが無理矢理卵産まされてイジメらていたわけだ。

目的地に着いたので帰ろう、すっかり日は登って不思議な感じは消え失せている。またくそったれたサイクルが始まる、今回は何かを変えることができるだろうか。